響映する日本文学史 響映する日本文学史

響映する日本文学‪史‬

    • ¥2,000
    • ¥2,000

Publisher Description

古典から近代に至るまで、ひとつの文学作品はまた別の作家を産み、作家たちはまた新たな作品を作り続けてきた。

たとえば、『源氏物語』に引用される古歌は在原行平が須磨を訪れたときに詠んだ和歌を踏まえているのは有名な話だが、さらに、謡曲を愛した夏目漱石は「涼しさの闇を来るなり須磨の浦」という俳句を残している。

またその夏目漱石が執筆した『草枕』は、刊行から六十年近い歳月が経ってから翻訳され、カナダのピアニスト、グレン・グールドの座右の書となったという。その後、日本では、グールドと『草枕』の研究が進展している。

それぞれの関連性を軸に、「響映」=「響き合い、映じ合う」という視点から史実をひもとくことで、新たな日本文学の姿を明らかにする。

まるで物語のように読み進められる、ドラマティックな文学史入門。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2020
October 31
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
157
Pages
PUBLISHER
左右社
SELLER
Mobilebook.jp, Inc
SIZE
2.6
MB
枕草子 上 枕草子 上
2017
徒然草 徒然草
2010
枕草子 下 枕草子 下
2017
徒然草をどう読むか 徒然草をどう読むか
2013
学研学習まんがシリーズ まんがで読む徒然草・おくのほそ道 学研学習まんがシリーズ まんがで読む徒然草・おくのほそ道
2025
方丈記と住まいの文学 方丈記と住まいの文学
2016