食べる日本近現代文学史 食べる日本近現代文学史

食べる日本近現代文学‪史‬

    • ¥730
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発行者による作品情報

正岡子規は、死ぬ直前まで食べ、排泄し続けた。村上春樹は、食事を作ることで、新しい小説世界を生み出した。谷崎潤一郎は、戦中闇市で警察に目をつけられるほど食べている、だからこそ性愛や心情を、見事な食べ物に置き換えて小説にすることができた。食べること、生きること、書くこと、その欲望は果てしなく、恐ろしい。食べ物を描いた小説と作家の生き方を軸に、私たちの生きる意味を考える、楽しく美味しい文学史エッセイ。

ジャンル
小説/文学
発売日
2013年
5月20日
言語
JA
日本語
ページ数
144
ページ
発行者
光文社
販売元
Kobunsha Co., Ltd.
サイズ
502.7
KB