養老孟司の人生論 養老孟司の人生論

養老孟司の人生‪論‬

    • 5.0 • 3 Ratings
    • ¥760
    • ¥760

Publisher Description

「どうしたら『生きられるか』、そんなこと、私に訊かないでください。わかるでしょ。その疑問に『自分で』答えること自体が、『生きる』ってことなんだから」(本書の第10章「若いころ」より)運、寿命、家族、仕事、学問、科学、医療、宗教、世間、日本人……。死から語り始める養老流「逆向き」人生論。〈目次より〉◆本当に死んでしまったら、怖いもクソもない◆私にとっては「死」ではなく「死体」こそが現実◆だれだって死体になる◆すべての患者はかならず死ぬ◆寿命は運。私は専門家におまかせします◆共同体を消すことが「進歩」だった◆本質的に変わらない「私」なんて、ない◆個性は心にはなく身体にある◆「世間」が西欧近代的自我の怪しさを教えてくれた◆「世間という大きな書物を読むために」研究室を出た◆私の価値観が確立した瞬間◆テーマが勝手に増える◆フリーターになりたかった◆戦争か飯か。私はぎりぎり、飯をとった◆利口な人はアメリカかヨーロッパへ行った◆論理より「いろいろ」が好き。全体をつかみたい◆解剖を選んだ理由◆すべての結果が自分に戻ってくる◆世間が激動すると科学者と技術者が輩出する◆本当に自分で学問をするということ◆非日常より日常を、独創より平凡を、選ぶ◆「脳という方法」を使う◆フツーを重ねるとトクベツになる?◆選ぶのは対象ではなく方法、と決めた◆「あたりまえ」は意外にむずかしい◆自己チューの社会的意味◆純粋行為はトイレでの小便と同じで、枠が必要◆宗教は新しいほど危険◆「俺の本って、お経じゃないか」と思った◆科学はキリスト教の解毒剤◆考えるためにはこだわる必要がある◆ファーブルはハチに徹底的にこだわった◆単純な解答はたいていウソ◆日本というヘソの緒が切れない◆「人間」じゃなく「人」になろうと努力してきた◆「生きる」ことがわからないはずがない◆人一倍世間を気にする「変わり者」◆この国は「自分流より世間流」◆世間と格闘するうち、自分も世間も変わってきた●本書は、『養老孟司の人生論』(『運のつき』の改題・復刊)を、装い新たに文庫化したものです。

GENRE
Nonfiction
RELEASED
2023
January 31
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
280
Pages
PUBLISHER
PHP研究所
SELLER
PHP Institute, Inc.
SIZE
806.4
KB
バカの壁 バカの壁
2003
「自分」の壁 「自分」の壁
2014
遺言。(新潮新書) 遺言。(新潮新書)
2017
死の壁 死の壁
2004
ヒトの壁(新潮新書) ヒトの壁(新潮新書)
2021
超バカの壁 超バカの壁
2006
人新世の「資本論」 人新世の「資本論」
2020
バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)
2022
吾輩は猫である 吾輩は猫である
1909
こころ こころ
1918
鬼滅の刃 22 鬼滅の刃 22
2020
鬼滅の刃 21 鬼滅の刃 21
2020