香港銀奇譚 中華邪仙ド貧乳エルフ師匠を性的にこらしめるやつ(9‪)‬

――月下。砲音が響き、怒号が行交う。

悠久の時を生きた仙人が、パワードスーツをまとった軍と刃を交わす。

魏の国に住まう姉弟子の危機に駆けつけたエルフ師匠を迎えるのは、仙術と近代兵器で武装した大軍。

そして前世より古の名前を受け継ぐ手練れの将だった。

「我が名は“張文遠”!」

「我は“銀精娘々”。いざ──死ねぃッ!!」

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「……ということがあったのじゃよ」

「なるほどー。で、それ、俺に全裸でまたがって言うことか?」

姉弟子の香港への亡命騒ぎを一段落させたエルフ師匠は“銀杖”からの吸精に励み、そして浮遊島に日常が戻ってくる。

愛しの弟子を振り回すショッピングに、不夜城での天仙も交えたポーカーバトル。

エルフ師匠が“銀丈”とのデート(主観)を満喫する中華官能ファンタジー第9巻登場!

巻末に書き下ろし番外編「宇宙邪悪不定形馬型怪生物も嫌気がさして家出するって話。」を収録!