高野‪聖‬

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発行者による作品情報

江戸文芸の影響を深く受けた怪奇趣味と耽美なロマンティシズムにより、幻想文学の先駆者とも評価される泉鏡花の短編小説で、幻想小説の名作。題名となった「高野聖」とは、中世に高野山を本拠にして、布教や修行のために各地を巡り歩いた行者(遊行者)の意味。若狭へ帰省する途中の“私”は、一宿を共にした僧侶が若かりし頃に体験した怪異譚を聞く。蛇と山蛭がおびただしく棲む森を抜け、妖艶な美女が一人で住む家に辿り着く。そこで僧侶が体験する超現実的な魑魅魍魎が跋扈するような夢幻世界を、鏡花は独特のリズム感溢れる文体で描き出す。1900(明治33)年、春陽堂書店の文芸雑誌『新小説』に発表され、当時28歳だった鏡花が作家としての地歩を築いた作品。物語の中心となる女妖怪は、中国の小説『三娘子』から着想したと言われる。

ジャンル
小説/文学
発売日
1900年
1月30日
言語
JA
日本語
ページ数
73
ページ
発行者
Public Domain
販売元
Public Domain
サイズ
347.5
KB

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