黄昏の光 吉田健一論 黄昏の光 吉田健一論

黄昏の光 吉田健一‪論‬

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発行者による作品情報

批評、エッセイをはじめ、講演録、対談録まで、

吉田健一論を集成。


その晩年に成し遂げた文業の質と量、

豊かさと密度の高さを

「日本近代文学史上の奇蹟」の一つと評する、

吉田健一の人物と作品の魅力を解き明かす。


わたしは吉田健一のエッセイや評論や小説を若い頃からずっと愛読してきました。吉田さんの文章は三十年、四十年にわたって読み返しつづけても、まだまだ面白い、汲めども尽きせぬ魅力に満ち溢れている文章です。同じものを何度読み返しても決して飽きることがない、稀有な魅力を備えた文章を彼は書いた。(「黄昏の文学」より)


[目次]

I

黄昏の文学

光の変容


II

森有正と吉田健一

すこやかな息遣いの人

冬枯れの池

大いなる肯定の書

生成と注意

吉田健一の「怪奇」な官能性

プルーストから吉田健一へ

吉田健一の贅沢

時間を物質化する人

視線と記念碑

変化と切断

「その日は朝から曇つてゐたですか、」

黄昏と暁闇

因果な商売

わたしの翻訳作法


III

黄昏へ向けて成熟する 清水徹氏との対談

夕暮れの美学 吉田暁子氏との対談


あとがき

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
10月2日
言語
JA
日本語
ページ数
327
ページ
発行者
草思社
販売元
CREEK & RIVER CO LTD
サイズ
1.2
MB
松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙 松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙
2016年
幽 花腐し 幽 花腐し
2017年
香港陥落 香港陥落
2023年
名誉と恍惚 名誉と恍惚
2017年
掌篇歳時記 秋冬 掌篇歳時記 秋冬
2019年
人外 人外
2019年