黒蜥蜴
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4.8 • 4件の評価
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発行者による作品情報
左腕に妖しく蠢く黒蜥蜴の刺青。嫣然と笑う黒衣の美女。彼女こそ、社交界の花形にして暗黒街の女王「黒蜥蜴」であり、宝石や美術品を狙う稀代の女賊だった。
大阪の富豪が所有する秘宝「エジプトの星」とその娘に狙いを定めた女賊の魔手に敢然と戦いを挑むのが、我らが名探偵・明智小五郎。
壮絶な対決の中で、二人の間にいつしか宿命的な恋の火花が散るのだった。
休筆状態にあった乱歩が発表した長篇小説で、雑誌『日の出』の昭和9(1934)年1月号~12月号に連載された。
三島由紀夫の脚色で舞台化されたことでも有名で、また幾度も映像化された江戸川乱歩の代表作の一つ。深作欣二監督による映画化(主演・美輪明宏)の際には、戯曲化した三島由紀夫も出演している。
この作品には、昨今では不適切として受け取られる可能性のある表現が含まれますが、当時の時代背景、表現およびオリジナリティを尊重し、そのままの形で作品を公開します。