黙示録論 ──現代人は愛しうるか 黙示録論 ──現代人は愛しうるか

黙示録論 ──現代人は愛しうる‪か‬

    • ¥1,300
    • ¥1,300

発行者による作品情報

ロレンス畢生の論考にして20世紀の名著。「黙示録」は抑圧が生んだ、歪んだ自尊と復讐の書といわれる。自らを不当に迫害されていると考える弱者の、歪曲された優越意思と劣等感とを示すこの書は、西欧世界で長く人々の支配慾と権力慾を支えてきた。人には純粋な愛を求める個人的側面のほかに、つねに支配し支配される慾望を秘めた集団的側面があり、黙示録は、愛を説く新約聖書に密かに忍びこんでそれにこたえた、と著者は言う。この隠喩に満ちた晦渋な書を読み解き、現代人が他者を愛することの困難とその克服を切実に問う。巻頭に福田恒存「ロレンスの黙示録について」を収録。

ジャンル
宗教/スピリチュアル
発売日
2004年
12月10日
言語
JA
日本語
ページ数
337
ページ
発行者
筑摩書房
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
1.5
MB

D・H・ロレンス & 福田恆存の他のブック

チャタレイ夫人の恋人【分冊版】 1 チャタレイ夫人の恋人【分冊版】 1
2019年
チャタレー夫人の恋人 チャタレー夫人の恋人
2014年
ゲイ短編小説集 ゲイ短編小説集
1999年
息子と恋人 息子と恋人
2019年
チャタレイ夫人の恋人 チャタレイ夫人の恋人
2013年
息子と恋人(上) 息子と恋人(上)
1952年