黙示録論 ──現代人は愛しうるか 黙示録論 ──現代人は愛しうるか

黙示録論 ──現代人は愛しうる‪か‬

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Publisher Description

ロレンス畢生の論考にして20世紀の名著。「黙示録」は抑圧が生んだ、歪んだ自尊と復讐の書といわれる。自らを不当に迫害されていると考える弱者の、歪曲された優越意思と劣等感とを示すこの書は、西欧世界で長く人々の支配慾と権力慾を支えてきた。人には純粋な愛を求める個人的側面のほかに、つねに支配し支配される慾望を秘めた集団的側面があり、黙示録は、愛を説く新約聖書に密かに忍びこんでそれにこたえた、と著者は言う。この隠喩に満ちた晦渋な書を読み解き、現代人が他者を愛することの困難とその克服を切実に問う。巻頭に福田恒存「ロレンスの黙示録について」を収録。

GENRE
Religion & Spirituality
RELEASED
2004
December 10
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
337
Pages
PUBLISHER
筑摩書房
SELLER
Mobilebook.jp, Inc
SIZE
1.5
MB
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