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Publisher Description

父と子のふたり旅が紡ぐ新感覚ロードノベル。

かつて新進気鋭の写真家として脚光を浴びた吉川士朗は、出張中に身重の妻が緊急手術をしたことが原因で、長期の旅行を伴う撮影をやめてしまった。日々の仕事に埋没していた折、旧知の編集長から米国フロリダを旅する紀行写真の企画を持ちかけられる。これは「最後のチャンス」かもしれない……。そんな思いを抱きながら、病弱の妻を日本に残して、小学2年生の息子・登士を「助手」として連れていくことになった。
「世界でいちばん美しい道」を息子と一緒に見にいきたい----。マイアミ国際空港から米本土最南端「0(ゼロ)マイルの街」キーウエストを目指してドライブする「ふたり旅」。ホテル内を無断で撮影しようとして警備員に拘束されたり、夜の繁華街で息子が行方不明になったりと、トラブルの連続で思うように仕事ができない士朗は、つい息子にきつくあたってしまう。しかし、些細なことでケンカをしながらも、旅先で様々な人たちとの出会いを経て、「助手」から「相棒」へと、親子の距離も少しずつ変わっていく。そして「世界でいちばん美しい道」の果てで、士朗たちが出会ったのは……!?
父と息子の交流を描いた感涙必至の紀行小説、待望の電子化。

【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2011
January 11
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
528
Pages
PUBLISHER
小学館
SELLER
Shogakukan, Inc.
SIZE
21.2
MB

Customer Reviews

オリコう。 ,

父と息子の物語

旅小説の類いなのかもしれないが、文章から情景を思い描くのは少々難しい。私の想像力が乏しいのか、作家の表現力が乏しいのかは何とも計り知れないが...
助手の息子がナイスな働きをし、また父親との遣り取りも微笑ましい。少々出来過ぎのイチュエーションが無い訳でもないが...
文章自体は読み易く、内容も難しい物ではないので、隙間時間で読める小説だと思う。

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