100年後の人々へ 100年後の人々へ

100年後の人々‪へ‬

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発行者による作品情報

「元々は、地質学者になりたかったのです――」。鉱石採集が大好きだった少年は、「核の平和利用」のキャンペーンに呑み込まれ、原子力開発の夢を追うようになった。だが、いち早くその詐術と危険性に気づき、その後、原発をなくすための研究と運動に半生を捧げてきた工学者・小出裕章は、3・11から3年が経過しようとしている今、何を思うのか。そして、過去からの膨大な負債に苦しむであろう100年後の人々に「こんな事故を起こした時代に、お前はどう生きたのか」と問われる場面を想像しながら述べた言葉とは?【目次】はじめに 「いま・ここ」を生きる人々へ/第一章 事故後の三年間を考える/第二章 人間の時間、放射能の時間/第三章 科学は役に立たなくてもいい/第四章 優しさは、沈黙の領域へのまなざしに宿る/おわりに ほかの誰でもない命/参考資料

ジャンル
科学/自然
発売日
2014年
2月19日
言語
JA
日本語
ページ数
192
ページ
発行者
集英社/集英社新書
販売元
Shueisha Inc.
サイズ
520.5
KB

カスタマーレビュー

なり🍙

切実なる願い

原発反対、賛成によらず、一回読んで良い本かと思います。個人的には賛成派的な心情を持っていました。それでも、この本を契機に、もう一回、どちらの結果になるにしろ、ゆっくり考えてみたいと思いました。
著者の切実なる願いが伝わってくる、いい本だと思います。

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