13th Note (2) スモールワールドとモーニング息子。 13th Note (2) スモールワールドとモーニング息子。
「13th Note」シリーズ

13th Note (2) スモールワールドとモーニング息子‪。‬

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発行者による作品情報

ニュースクールを卒業しても、音楽だけで食べていける人の割合は3%以下だという。そんな厳しい現実の中、ジョーはすでにラテンビックバンドで活躍していた。ジョーが心臓疾患で倒れ、生死をさまよっていたとき、神様はこう言ったのだ。「君が生き返ったら、大好きな『モーニング娘。』の曲をジャズの仲間とやってみなさい」。そうして生まれたのがJ-Popビッグバンド「モーニング息子。」。そんなジョーに地下鉄で声をかけられた千里。ガーシュインホテルでのデビューコンサートを皮切りに、超クールな「息子。」は、「LOVEマシーン」を引っさげてNYでも評判のバンドになっていった。NYジャズ留学の後半戦はススム! 【読了時間 約33分】



それは不思議な体験だった。

毎日ニュースクールで習っているジャズとは少し違う音楽だった。

もちろん原曲が違うからといえばそれまでだが、そうじゃない。

確かにジャズのビッグバンドのフレーズもあったりするのだが、もっとジャズが大らかだった。

そう、喩えるならばニューオリンズジャズのような香りのする音だった。――本文より。





大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフント♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバルには2年連続出演。現在は米国内で積極的なライブ活動を展開中。NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ、後半を綴った「13th Note」シリーズ、「僕の家」シリーズを電子書籍で配信中。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2014年
4月24日
言語
JA
日本語
ページ数
37
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
Book Walker Co., Ltd.
サイズ
13.7
MB

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