3・11後の水俣
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「歴史は暗記物」、そう思っていませんか?
未来へより良い一歩を踏み出すには、私たち一人ひとりが「歴史する」、つまり未来を想像/創造するために、日々直面する問題を歴史から考え、行動することが大切です。それはみずから歴史を編み上げる営みであり、時空を超える旅でもあります。
このシリーズをパートナーに、あなたも「歴史して」みませんか?
⑦3・11後の水俣
プロローグ―地球環境問題の時代に、どうして公害を学ぶの?―
1.水俣の風景から、何を読み取れるのだろう?―近現代日本の濃縮地点―
(1)工場正門の風景を歴史する
(2)漁村を歩いてみよう
(3)慰霊碑の意味を考えてみよう
2.「公害地図」を押し広げる、世界の環境問題と出会う
(1)患者たちと旅に出よう
(2)カナダで水俣病?
(3)水俣病の前に、水俣病があった?
3.水俣病を歴史学的に考えると、何が見えてくるのだろう?
(1)世界史の中で日本の「開発」と「公害」をとらえよう
(2)公害問題の浮上は、何を意味しているか?
(3)グローバル時代の環境問題のとらえ方
(4)私たちの「公害/環境問題」認識をとらえ直そう
エピローグ―そして、3・11後の世界の中で―