



6センチの絆(1)
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- ¥470
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発行者による作品情報
国内最大級の陸上イベント、箱根駅伝。1年生にして出場メンバーに選出され、アスリートとしてこれ以上ないスタートを切ろうとした矢先、新鋭・羽柴日出朗をアクシデントが襲った。「君の目はもうじき見えなくなるかもしれない」一度は失意のどん底に突き落とされながらも、仲間との繋がり、“キズナ”を胸に、夢への一歩を再び踏み出す。翼折れぬ者たちの勇気と希望の物語。
APPLE BOOKSのレビュー
箱根駅伝をテーマに、選手たちの絆や成長を描く青春スポーツマンガ「6センチの絆」。原作・安達士朗、作画・中島真による初連載コンビが、ブラインドマラソンを題材に挑む。箱根駅伝の最終・第10走者としてコースに立つ主人公・羽柴日出朗は"異色のランナー"としてメディアからも大きな注目を浴びていたが、大舞台に到るまでの一年間には数々の困難があった。ストーリーは、進行形のレースと回想が交互に展開され、ランナーたちの疾走感あふれる姿や細かな心理描写、競技の駆け引きの中に、葛藤や強い結びつきが繊細に描かれている。第一走者の4年・常盤太陽、幼馴染のマネージャー・紫村綾歌など魅力的なキャラクターが物語に華を添えつつ、選手たちに芽生える"折れない心"や、チームが結束するまでの過程、熱い人間ドラマが今後の展開への期待を高める。