700番 第二巻│第三巻
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4.7 • 13件の評価
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発行者による作品情報
強制入院、二度目の逮捕から不起訴へ――。
過去に覚せい剤を使用したことで、
発言のすべてが妄想・病気扱いされてきた、
国民的アーティストによる完全書き下ろし。
「やっと語れる時がきた」
数日間で500万PV超のブログ「700番 第一巻」を受けての続編。
第二巻 ブログ公開直後、医療保護入院を余儀なくされる、
その全記録と病棟で振り返った音楽人生
第三巻 「なぜお茶から覚せい剤が検出されたのか?」を含む、
二度目の逮捕から“嫌疑不十分で不起訴"までの真相
「はじめに」より
その時、私は家の中にいた。外の喧騒とは裏腹に落ち着いている自分がいた。
道路を道路として使えない車のクラクションが鳴り響いている。
鳴り続けるインターフォン。私たち家族は、リビングの明かりを消した。
薄暗い部屋の中で、私は、家族に尿検査時の一部始終を打ち明けた。嘘はない。
しかし、その真実を、家族はどう受け止めているのか……心をよぎった。
また、あれが始まるのだろうか。自由を奪われる苦しみが始まるのだろうか……。
あの部屋には、あの金網越しの部屋には、希望がない。テレビでは、無表情の
アナウンサーが、「ASKA容疑者、二度目の逮捕」と、断言していた。
カスタマーレビュー
shuzy
、
ASKAからの感謝のメッセージと受け止めました
一気に読み進みました。合間に昔のエピソードが盛り込まれ、重たすぎない空気を作っている感が伝わります。
告白本と称されていましたが、2014年の覚せい剤事件で逮捕、有罪になって以降、逆風の中でASKAを支えてきた人への感謝のメッセージをまとめた本だと感じました。
第3巻はお茶と尿の経緯が語られていますが、行間には警察のでっち上げが最後のスポイトの一滴にもなされたといわんとしていることが読み取れます。
ASKAの今後の音楽活動をこれからも応援します。