commmons: schola vol.15 Ryuichi Sakamoto & Dai Fujikura Selections:Music of the 20th century II 20世紀の音楽 II (1945年~現在まで)
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- ¥2,200
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発行者による作品情報
# シリーズ紹介
坂本龍一総合監修による次世代のための音楽全集『コモンズ・スコラ』。電子書籍第9回配本は、第15巻「20世紀の音楽Ⅱ~1945年から現在まで」!
『コモンズ・スコラ(commmons: schola)』は、古今東西の様々な音楽を対象に、坂本龍一が厳選した作品を紹介する音楽全集です。
※本書はCDブック『コモンズ・スコラ』の付属ブックレットを電子書籍化した商品です。音声データは含まれていません。
※本書はリフロー型で制作されていますが、巻末年表など一部のコンテンツを固定レイアウトで配信しています。あらかじめご了承ください。
# vol.15: Music of the 20th century II - 1945 to present
## メッセージ(ブックレット内座談会より)
坂本龍一 ぼくは現代音楽って、もう70年代で勢いを失ってしまったと思っていたんです。でも藤倉くんは、最近でも面白い作品はたくさんある、むしろどんどん豊かになっていると思っているんですよね。
藤倉大 過去300年分ぐらいの音楽が、この40年ほどに凝縮している感覚があります。というか、むしろ勢いありすぎじゃないかっていうぐらいです(笑)。
## 目次
●巻頭言: scholaのために/坂本龍一・浅田彰
●座談会:いまを奏でる〈現代音楽〉― 1945年以降/坂本龍一 藤倉大 浅田彰 小沼純一 岡田暁生
●20世紀の音楽Ⅱ 断章/門松宏明・選
●原典解説/相場ひろ 柿市如 小沼純一
●推薦盤/坂本龍一 藤倉大 浅田彰 小沼純一 岡田暁生・選
●年表
# 著者略歴
坂本龍一/Ryuichi Sakamoto
音楽家。1952年東京生まれ。78年『千のナイフ』でソロ・デビュー、同年YMO結成に参加。YMO散開後、『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞、『ラストエンペラー』でアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞ほかを受賞。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ており、アート界への越境も積極的に行っている。2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが、1年にわたる治療と療養を経て2015年、山田洋次監督作品『母と暮せば』とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品『レヴェナント: 蘇えりし者』の音楽制作で復帰を果たした。また、東日本大震災後は様々な被災者支援プロジェクトに関わり、「東北ユースオーケストラ」の音楽監督として東日本大震災の被災三県出身の子どもたちと音楽活動を続けている。主な作品に『B-2 UNIT』『音楽図鑑』『BEAUTY』『LIFE』『out of noise』『THREE』、著書に『音楽は自由にする』、共著に『縄文聖地巡礼』『いまだから読みたい本―3.11後の日本』『村上龍と坂本龍一 21世紀のEV.Café』など。90年よりニューヨーク在住。