Eternal Traveler 永遠の旅‪人‬

ワールドカップへ向かうシベリア鉄道の列車の中で、ワシントンポストのジャーナリストから取材を受けると同時に、もう一人のジャーナリスト内海賢が、Eternal Traveler《永遠の旅人》内海賢にインタビューする。

自分自身に23の質問をする3つの狙い。

一つは、内海賢の未来を変える地図。ブログから引用する。

” 23歳の地図からいったいどれだけ世界が広がったんだろう。自分はだれで、今どこにいるのか、これからどこへ向かうのかを見直すことで、はるかなる冒険の航路を突き進むことができる。”

二つ目は、内海賢の今を生きる哲学。自分の内なる声との対話は、まさに答えのない答えを探し続ける永遠の旅。旅とは目的地に着くことより途中にこそ価値がある。そんな違う物事の見方が未来を変える。クレイジーと笑われても、今を生きるという哲学。

三つ目は、内海賢を知らない人への自己紹介。取材や面接の前にこれを読んでくれると、貴重な話せる機会に本に書いてあることを説明するのではなく、もっと先の話をできる。

本作は、大手の出版会社では出版が不可能な、著者である内海賢が企画・執筆・撮影・装飾・編集まで、魂を込めて創った手作りの本である。これまで世界中で磨いてきた技術や経験の点と点を線につなげて創った。おおげさな言い方をすると、今を生きる内海賢の監督・脚本・主演による、人生を描いた作品だ。今はまだただの旅人の落書きかもしれないけど、世界のどこかに分かり合える人がいると信じている。