



GUNSLINGER GIRL(1)
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4.5 • 33件の評価
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- ¥610
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発行者による作品情報
公益法人社会福祉公社――表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。一家殺害事件の生き残りの少女・ヘンリエッタは「条件付け」という洗脳処理により、以前の記憶を封印され「義体」となる。そして元軍人のジョゼ・クローチェは、テロリストに家族を殺され、復讐心に捕らわれ社会福祉公社に入り「担当官」となる。義体と担当官、二人はつねに行動を共にし、銃を手にテロリストの戦いに身を投じていく。架空のイタリアを舞台とした、少女と銃、そして周囲の大人たちが織り成す群像劇。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
カスタマーレビュー
mounohito
、
哀しくて美しいエンタメ良作
全巻持ってても電子版で読み返してます。かわいい少女と銃アクションのオタク向けと誤解されませんように。
全15巻、最後までに何回か涙ぐんでしまうのは歳のせいもありますが、登場人物それぞれの重くドラマチックな運命のダイスが転がるのを、リアルな現代イタリアを中心としたヨーロッパを背景に堪能できます。
戦う少女たちが得た力は魔法ではなく、サイバネティクス技術による強力な身体です。そしてその代償も、そうならざるを得なかった理由もあります。少しでも興味を持たれたら、一読をお勧めします。