エスター・ローズと普連土 アメリカから日本にかけた橋
クエーカー資料集1
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- ¥2,200
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発行者による作品情報
太平洋戦争後、疲弊した日本の多くの国民を救ったアメリカのアジア救援公認団体・ララの代表の一人であり、また普連土学園史上に多大な貢献の足跡を残したのが、キリスト友会徒エスター・ローズであった。エスター・ローズについては、没後、彼女の追想をまとめて刊行された『一クエーカーの足跡』(1980 エスター・B ローズ記念出版委員会)があるが、本書は、自らもキリスト友会徒でエスター・ローズとも親交のあった著者が、普連土学園『研究紀要』に掲載した伝記をもとに、その後の資料も加えまとめなおした「エスター・ローズ伝記」の決定版である。
なお本書は、平成30年刊行の旧版をさらに充実させた増補改訂版となる。本書により、エスター・ローズの日米の架け橋としての生涯が深く理解できよう。
目次
序
第一部 戦前篇
Ⅰ エスター・ローズの系譜/Ⅱ 育ちの環境/Ⅲ 来日/Ⅳ 大正時代/Ⅴ 太平洋戦争開戦前
第二部 戦中篇
Ⅰ AFSC/Ⅱ 2世部隊 第三部 戦後篇 Ⅰ AFSC日本支部長/Ⅱ 普連土女学校から普連土学園へ/Ⅲ 皇室の家庭教師として/Ⅳ フレンズセンター/
Ⅴ エスター・ローズ帰国後のAFSC日本支部/Ⅵ フィラデルフィア年会日本委員会/Ⅶ 晩年
あとがき
参考文献等
ローズ家・家系図