クロイドン発12時30分 クロイドン発12時30分

クロイドン発12時30‪分‬

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発行者による作品情報

チャールズは切羽詰まっていた。父から受け継いだ会社は不況のあおりで左前、恋しいユナは落ちぶれた男の許へ来てはくれまい。母の弟アンドルーに援助を乞うも、駄目な甥の烙印を押されるばかり。チャールズは考えた。叔父の命か、自分と従業員全員の命か。これは「無用な一つの命」対「有用な多くの命」の問題だ。我が身の安全を図りつつ遺産を受け取るには――念入りに計画を立て、実行に移すチャールズ。快哉を叫んだのも束の間、フレンチ警部という名の暗雲が漂い始める。計画はどこから破綻したのか。『樽』と並ぶクロフツの代表作、新訳決定版。/解説=神命明

ジャンル
ミステリー/スリラー
発売日
2019年
2月22日
言語
JA
日本語
ページ数
389
ページ
発行者
東京創元社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
1.9
MB