神秘の大樹 Ⅱ
ヒロシマとつる姫
発行者による作品情報
広島・岡本天明絵画展を訪れた著者夫妻は偶然小さな折鶴を拾いました。じつはこの折鶴、岡本氏の出生地「倉敷市玉島」と大きく刷られている紙だと後で判明します。現実のエピソードをもとに、縁の裏舞台描写を「物語」に託した著者。事実と創作シナリオを織り交ぜながら、「いのちとは何か」について、とても示唆に富む内容です。本質的なメッセージとして、「現実を生きる自分が、実は億万年から連なる亡き心たちの複合霊体(魂)であること、そして、死んで消えたのではなく、心は実に生き生きと輝いていて、自分を自分たらしめている原動力であるということ、そして、死んでも生きている心の世界」に言及しています。