誰が、夢を見るのか
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- ¥1,400
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発行者による作品情報
いきものがかりのリーダー、水野良樹による初のスポーツ・エッセイ。
代表曲「ありがとう」は、2011年春のセンバツ高校野球の開会式の行進曲となり、「風が吹いている」は、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックのNHK放送テーマソングに起用された。
スポーツと縁の深い、いきものがかり。
そして水野自身も、少年時代は野球に夢中になった。
スポーツシーンを見て思う、自分が野球をやめたときのこと、音楽の創作に関わること、息子の将来などについてを4年にわたり綴ってきた。全35本のエッセイと、2本のアスリートとの特別企画が収録されている。
ひとつは、プロボクサー村田諒太との対談。アマチュアからプロになった経緯があるふたりが、「プロになったと思った瞬間」についてを語る。
ふたつめは、いきものがかりのボーカル、吉岡聖恵と、高橋尚子との鼎談。「マラソンの取り組みと、音楽を作って人に届けること」の共通点を見つける。
合計70Pに及ぶこのふたつの企画からも、いきものがかりのストーリーと、楽曲製作の秘話が披露されている。
APPLE BOOKSのレビュー
人気音楽グループ「いきものがかり」のリーダー水野良樹によるエッセイ集「誰が、夢を見るのか」。音楽活動はもちろん、自身と縁が深いアスリートについてや少年時代の思い出などを優しく語りかけるように綴る。「夢を見ているのは誰なのだろう」という印象的な語りかけで始まる本書には、多くの人の心を揺さぶる作詞家の類まれな言葉のセンスが随所に散りばめられている。夢を叶えること、大人になることについて考えさせられる一冊。