珪藻観察図鑑 珪藻観察図鑑

珪藻観察図‪鑑‬

ガラスの体を持つ不思議な微生物「珪藻」の、生育環境でわかる分類と特徴

南雲保 その他
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発行者による作品情報

珪藻は、ガラスでできた体を持ち、光合成を行って生きる微生物(藻類)です。

淡水から海水まで広く分布し、世界中に約10万種類が生育すると言われています。

顕微鏡を使えばだれでも簡単に観察することができることから、理科の授業でもおなじみであり、また、教育や生物学のみならず、水質調査などの環境学、化石調査(ガラス質が微化石として残る)などの地質学、珪藻土などでの土壌学などでも重要な役割を担う生物です。



珪藻の形状は種類によって様々で、唇に似たクチビルケイソウ、船の形をしたフナガタケイソウ、その他、ユニークな名前が付いています。

顕微鏡観察の対象として、また珪藻を並べたアート作品としてのファンが多いのもこの生き物の特徴です。



本書は、珪藻の生育環境ごとに章立てし、そこではどのような珪藻が生育しているのか、写真とともに、種類、特徴などを解説します。

図鑑的な要素以外にも珪藻がどのような生き物なのかの基礎知識、名前の由来、環境学、地質学、土壌学、アート、そして実際に観察するための方法などをわかりやすく解説します。

ジャンル
科学/自然
発売日
2018年
7月20日
言語
JA
日本語
ページ数
243
ページ
発行者
誠文堂新光社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
288.2
MB