女帝 小池百合‪子‬

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発行者による作品情報

コロナに脅かされる首都・東京の命運を担う政治家・小池百合子。
女性初の都知事であり、次の総理候補との呼び声も高い。
しかし、われわれは、彼女のことをどれだけ知っているのだろうか。

「芦屋令嬢」育ち、謎多きカイロ時代、キャスターから政治の道へーー
常に「風」を巻き起こしながら、権力の頂点を目指す彼女。
今まで明かされることのなかったその数奇な半生を、
四年の歳月を費やした綿密な取材のもと描き切る。

〔目次より〕
序章 平成の華
第一章 「芦屋令嬢」
第二章 カイロ大学への留学
第三章 虚飾の階段
第四章 政界のチアリーダー
第五章 大臣の椅子
第六章 復讐
第七章 イカロスの翼
終章 小池百合子という深淵

ジャンル
伝記/自叙伝
発売日
2020年
5月29日
言語
JA
日本語
ページ数
440
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
3.7
MB

カスタマーレビュー

Rivermouth1982

病的な詐欺師の群像

多くの人は学歴詐称に焦点を当てる。しかしそのようなことは無意味だ。
一般的に第三世界の大学の学位はどうにでもなってしまう。故に先進国では第三世界の大学の学位を持っていたとしてもキャリアのなんの足しにもならない。第三世界の学生が先進国の留学にこだわるのはこのためだ。それはカイロ大学にも当てはまる。第三世界のどんなに優秀な大学でもそれは変わらない。事実、カイロ大学はアラビア語をろくにできない人物に堂々と「卒業した」とお墨付きを与えている。
小池百合子はカイロ大学学士以外の資格を持っていない。つまりは日本をはじめとする先進国では、小池百合子は高卒と同じである。

このノンフィクションの小池百合子に対する指摘は学歴詐称という具体的かつ矮小的な問題ではない。虚言癖があり、法を軽んじ、他者を騙したり、貶めるのに躊躇がなく、自らより弱き者を虐待することや自らを過大に思わせることでしか自らを確認できない、病的な小池百合子がスウェーデン並みの予算を持ち自治体の権力を持ち、小池百合子の周囲や日本の体制がそれを理解しつつも、彼女の病的な政治手法から利益を得ているために、彼女を利用しつつ守っていることである。
通常、小池百合子のような人格破綻者に日本社会や世間で生きる術はない。が、小池百合子は平成という新自由主義的世情という幸運があった。
日本の体制-自民党などの保守勢力や日本のマスコミは彼女をのさばらせ、あまつさえ守ろうとするのは、日本社会や世間に対する背信行為と言える。

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