最愛の子ども
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5.0 • 2件の評価
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発行者による作品情報
女子高生たちの手探りの関係に、心をかきたてられる。
泉鏡花文学賞受賞作、待望の文庫化。
〈パパ〉日夏、〈ママ〉真汐、〈王子〉空穂、同級の女子高生三人が演じる疑似家族の行方は――。それぞれのかかえる孤独ゆえに、家族のように親密な三人の女子高生。同級生の「わたしたち」の見守る中、愛も性も手探りの三人の関係は、しだいに揺らぎ、変容してゆく。家族、少女、友愛といった言葉の意味を新たにする、時代を切り開く作家が到達しえた傑作。
解説・村田沙耶香
※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
カスタマーレビュー
totohonzuki
、
女の子たちのお喋り
女の子たちのお喋りの感じが好き。妄想で愛でてる対象の話を紡ぐのも、面白がってるのはあるけど、本当に好きなのだなという感情が見てとれた。触れ合いの描写も好き。