矢印 矢印

矢‪印‬

    • 2.0 • 1件の評価
    • ¥1,400
    • ¥1,400

発行者による作品情報

演出家、劇作家、俳優、映画監督、小説家とマルチに活躍する松尾スズキ、三年ぶり待望の新作小説。

放送作家見習いの「俺」は、十年間師匠と仰いでいた人物が自殺した日、映画館で偶然出会った女・スミレにいきなり結婚を申し込む。スミレは離婚したばかりだった。

することのない俺とスミレは、酒浸りの日々を送るようになる。

そんな中、俺を捉えて離さないのは、師匠が手首に入れていた矢印形の刺青のことだった――。

次々と地獄の扉が開いていくような男女の転落物語でありながら、どこかに人間存在を見つめる苦い笑いがにじむ松尾ワールドの真骨頂。


(本文より)

今、自分に必要なのは、人生をなめている女だ。

酔っぱらってくれ、俺のそばで。

あと一時間でもいい。一五分でもいい。

いや、今わかった。

俺には俺より酔っ払ってくれている人間が、隣に、必要なのだ。

もう、ずっとそうだったし、きっと今日からもずっと。

ジャンル
小説/文学
発売日
2021年
11月4日
言語
JA
日本語
ページ数
176
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
2.9
MB
もう「はい」としか言えない もう「はい」としか言えない
2018年
クワイエットルームにようこそ クワイエットルームにようこそ
2007年
現代、野蛮人入門 現代、野蛮人入門
2014年
松尾スズキのやさしい野蛮人入門 (01) あなたの心の中にも野蛮人はいる。 松尾スズキのやさしい野蛮人入門 (01) あなたの心の中にも野蛮人はいる。
2013年
大人失格~子供に生まれてスミマセン~ 大人失格~子供に生まれてスミマセン~
2000年
破戒 ~ユリ・ゲラーさん、あなたの顔はいいかげん忘れてしまいました~ 破戒 ~ユリ・ゲラーさん、あなたの顔はいいかげん忘れてしまいました~
2016年