おやつが好き お土産つき
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- ¥730
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発行者による作品情報
「和菓子のアン」の著者による初のおやつエッセイ!
日常の娯楽、おやつの時間。
銀座の名店から量販店のお菓子まで、甘いものもしょっぱいものも分け隔てなく食べ尽くします。
かりかりサクサク、こってりあっさり。読んだらすぐに買いに行きたくなる。
ページをめくるたびに、楽しいおやつの世界がひろがります。
単行本未収録のエッセイも掲載。さあ、召し上がれ!
少しだけ溶けてとろとろになったアイスを、生クリームと一緒に食べる。こっていとした旨味を味わったところで、
濃いめのコーヒーをひとくち(資生堂パーラー”ストロベリーパフェ)
サクサクのホロホロ。口の中でかしゅっとほどけて、やさしく広がる。甘いけれど甘すぎなくて、遠くにひとつまみの塩を感じる。
奇跡のアンビバレンツスイーツ(ウエスト”ドライケーキ”)
ふわんと漂う海苔の香り。臼井寒梅粉の衣で包まれたカシューナッツに醤油の味が香ばしい、香りのカーニバル。
海苔、醤油とおにぎり的な郷愁を誘う部分で攻めてからの、突然の油脂。カシューナッツという、うまい油脂の塊です。
あっさりとこってり、国産と外来種の奇跡の融合。ずっと食べ続けられるタイプです(風雅”風雅巻き”)
※この電子書籍は2019年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。