自己肯定感ハラスメント 自己肯定感ハラスメント

自己肯定感ハラスメン‪ト‬

    • 4.0 • 1件の評価
    • ¥1,000
    • ¥1,000

発行者による作品情報

■スポーツドクターが警鐘を鳴らす!

必要なのは自己肯定感ではなく、自己○○感。

日本で随一のメンタルトレーニング専門ドクターが伝授する、
近年、日本社会に蔓延する自己肯定感ハラスメントから抜け出し、
自分の心を守る方法をまとめた1冊が登場です。

「自己肯定感」というキーワードが日本社会に浸透し始めてから、
自己肯定感至上主義が蔓延し、
やみくもに「自己肯定感を高めなきゃ」と思い込み、
それが叶わず、苦しんでいる人が急増しています。

■自己肯定感中毒に陥り、
まわりの人とのコミュニケーションやSNSなどで、
マウンティングし合う状況になったり、
一方的に誹謗中傷したり、されたり、
何かと正義を振りかざしたり、かざされたりして、
苦しんでいるという現状があります。

メンタル面における社会的な課題の
大きな原因の1つに、
この「自己肯定感至上主義」社会にあると、
著者は訴えます。

もはや、
自己肯定感ハラスメントです。

著者は、
そんな自己肯定感至上主義社会の状況が
日本人のメンタルを壊しかねないと、
メンタルトレーニングドクターとして
警鐘を鳴らしています。

■必要なのは、
自己肯定感ではなく、自己存在感。

この2つは、似て非なるものであり、
自分の心身を健康的に保つために重要なキーワードです。

自己肯定感至上主義社会からどう抜け出し、
自己存在感をどう身につけていけばいいのか?

その方法を、スポーツドクターによる
脳科学や心理学の視点から解説した1冊です。

■本書の内容
はじめに──「自己肯定感」至上主義社会からの脱出

第1章 「自己肯定感」が私たちを苦しめている
◎「自己肯定感」が私たちに強要していること
◎「自己肯定感を上げるために頑張る」という苦しみ
など

第2章 なぜ「自己肯定感」にすがるのか?
◎人類が得た「認知的思考」が生んだ欲求
◎認知的思考をさらに強化させる教育システムの弊害
◎「成功体験」という呪縛
など

第3章 「自己存在感」が人を輝かせる
◎なぜ「自己存在感」より「自己肯定感」が広まってしまったのか?
◎自己肯定感の呪縛に陥っていることに気づいていない
◎「存在」の反対は……ない!
など

第4章 どうやって「自己存在感」を持つのか?
◎成功と失敗で考えると、失敗がほとんど!?
◎苦しくなる「夢」、自分らしくいられる「夢」
◎「認知的な脳」の功罪
◎「非認知脳」の役割
◎認知脳と非認知脳を徹底比較
◎【事例1】クラシック演奏家
◎【事例2】保険会社のトップ営業マン
◎【事例3】オリンピックを目指すアスリート
など

第5章 生育歴が大きく影響する
◎指示」の声かけの功と罪
◎「支援」の声かけ── 自己存在感を育む声かけとは?
◎一緒に会話・対話して、体感しながら気づかせる
◎「成功依存型の子育て」から「成熟を重んじる子育て」へ
など

終章 「あとがき」に代えて、本書のまとめ
◎認知的思考の「自己肯定感」、非認知的思考の「自己存在感」
◎認知的思考の社会だからこそ、非認知的思考を意識しよう
など

ジャンル
健康/心と体
発売日
2022年
2月26日
言語
JA
日本語
ページ数
220
ページ
発行者
フォレスト出版
販売元
Yznet Co.,Ltd.
サイズ
2.3
MB

辻秀一の他のブック

スラムダンク勝利学(集英社インターナショナル) スラムダンク勝利学(集英社インターナショナル)
2000年
メンタル・トレーニングの第一人者が明かす 一生ブレない自分のつくり方(大和出版) メンタル・トレーニングの第一人者が明かす 一生ブレない自分のつくり方(大和出版)
2014年
自分を「ごきげん」にする方法 自分を「ごきげん」にする方法
2013年
自分を敬え。超訳・自助論 自分を敬え。超訳・自助論
2015年
メンタルトレーナーが教える 子どもが伸びるスポーツの声かけ(池田書店) メンタルトレーナーが教える 子どもが伸びるスポーツの声かけ(池田書店)
2017年
ハイパフォーマーは知っている 恐怖に負けない技術 ハイパフォーマーは知っている 恐怖に負けない技術
2015年