いじめの聖域 キリスト教学校の闇に挑んだ両親の全記‪録‬

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発行者による作品情報

2017年4月、長崎海星高校2年の男子生徒が首つり自殺した。いじめを示唆する遺書が残され、後に加害者の実名が記されたノートも発見された。


親族のみでひっそりと葬儀を終えた両親に対し、学校の教頭は自殺を「突然死」や「転校」に偽装することを提案する。学校がいじめを隠蔽しようとしているのではないかと疑問を持った両親は、息子がいじめを苦に自殺したことを全校生徒や保護者に伝え、再発防止に努めてほしいと要望する。


学校は自殺の原因を調査する第三者委員会を設置するが、第三者委がいじめと自殺の因果関係を認める結論を出すと、その報告書の受け入れを拒否する。両親が2019年2月に記者会見してその事実を公表すると、全国的な大きなニュースとなった。だが、その後も、報告書を受け入れて再発防止策を履行するように県の指導を受けながらも、学校が態度を改めることはなかった。


そして、両親の会見から3カ月後、長崎海星高校では新たな自殺者が出た――。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2022年
11月9日
言語
JA
日本語
ページ数
384
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
10.5
MB

カスタマーレビュー

けんしみ、com

いじめと学校の関係

かなり引き込まれてスラスラ読んでしまいました。読んでいくにつれて遺族の心境にどんどん同調していきます。
実際にこんなことが起きてるんであればとんでもない話と言いたいぐらいのことが実際に起きているので、僕にも今更何かできることないかと思いました。
最近ニュースにもなっていたので、関心のある方は早く読んでいっしょに応援しましょう。

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