免疫力の新常識
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発行者による作品情報
■「普通の免疫」を維持しよう
2019年に始まった新型コロナ感染症(SARS-CoV-2/COVID-19)以降、
これほど、「免疫」という言葉が注目された時代はないでしょう
人類を悩ませるのは、新型コロナウィルスだけではありません。
既存の症状である花粉症、アレルギー症状、インフルエンザ、
そして今後は未知の因子が現れる可能性があります。数年後(10年以内)には次のパンデミックが来ると予想できます。
しかし、こうした外部の要因に、私たちはなすすべがないわけではありません。
極論すれば、ウイルスや花粉は悪者でもなければ、病気やアレルギーの原因でもないのです。
それらが、ヒトにとっての「本当の敵なのかどうかを判別する能力」=「免疫力」の低下が問題なのです。
つまり、問題は外にあるのではなく、自分自身の身体にあります。
■はっきり言えるのは、現代人は免疫力が低下しているということ。そんな現代人にとって、
「免疫を高めるのが良い」と言われますが、まずは「普通の免疫状態」でいること、これが大切です。
そして自分で免疫をコントロールし、「普通の免疫」を維持することで、
必ずしも医療のお世話にならずとも、健康に、自分らしく生きていくことができるのです。
長年、救急医療の現場で、事故や病気で運ばれてくる、生命の瀬戸際の患者さんを処置し、
悲惨な状況に追い込まれる場面も数え切れないくらい見てきた著者。
「免疫」の重要性を嫌と言うほど思い知らされ、
かつ、標準医療(日本の保険診療)のなかで免疫をコントロールする難しさも痛感してきました。
そういった経緯もあり、救急医療の助けが必要な人を減らし、
人が本来持っている自己回復力(病気にならない力)を高める、そして免疫力を高めるための医療を模索。
オリジナルのハイブリッド栄養医学Rを構築し、病気の予防、免疫の機能を高め維持するため研究し、
その実践方法をA からZの事典風資料「免疫A to ZR」としてまとめました。
なんとなくわかったようでわからない「免疫」について、今こそ知ってほしいのです。
■本書の目次
・Part.1 「免疫」とは何だろう?
「免疫」とは何だろう?
そもそも人はなぜ病気になるのか?
免疫システムとは免疫3兄弟TM「防御」「攻撃」「制御」
【粘膜免疫=防御】
【全身免疫=攻撃】
【免疫制御=制御】
「免疫を上げる」とはどういうこと?
清潔すぎる社会が免疫システムのバランスを崩す
正常な免疫システムのすごい力
大切なのは神経質になりすぎないこと
・Part.2 免疫 A to ZR