ひとでなし ひとでなし

ひとでな‪し‬

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発行者による作品情報

作家人生の集大成


嫌な気分は何もかもノートにぶちまけて、言葉の部屋に閉じ込めなさい。

尊敬するセミ先生からそう教えられたのは、鬼村樹(イツキ)が小学五年生の梅雨時だった――

「架空日記」を書きはじめた当初は、自分が書きつけたことばの持つ不思議な力に戸惑うばかりの樹だったが、やがて生きにくい現実にぶち当たるたびに、日記のなかに逃げ込み、日記のなかで生き延び、現実にあらがう術を身に着けていく。

そう、無力なイツキが、架空日記のなかでは、イッツキーにもなり、ニッキにもなり、イスキにもなり、タスキにもなり、さまざまな生を生き得るのだ。

より一層と酷薄さを増していく現実世界こそを、著者ならではのマジカルな言葉の力を駆使して「架空」に封じ込めようとする、文学的到達点。

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
10月8日
言語
JA
日本語
ページ数
640
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
21.6
MB
変愛小説集 日本作家編 変愛小説集 日本作家編
2018年
俺俺 俺俺
2013年
悲しみとともにどう生きるか 悲しみとともにどう生きるか
2020年
夜は終わらない(上) 夜は終わらない(上)
2018年
呪文 呪文
2018年
夜は終わらない(下) 夜は終わらない(下)
2018年