



テニスボーイの憂鬱
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4.3 • 27件の評価
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- ¥480
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発行者による作品情報
「シャンペンだけが人生って思う?」「そう、シャンペンだけだ」
もし何か他人に対してできることがあるとすれば、キラキラしている自分を見せてやることだけだ――。
家族や、ステーキ屋の経営より、日々のテニスに魅せられている地主の一人息子、青木。「テニスコートは完璧だ。余剰も、不足もない」だが、ある日、モデル・吉野愛子に出会い、恋に落ちて、余剰の塊のようなセックスと、不足の象徴のような愛の渇きを体験する。
やがて吉野愛子は去って行き、喪失感のまっただ中で、次の女が現れる...。
シャンパンのバブル(泡)が、80年代末期からのバブルを予兆する長編ラブストーリー。





カスタマーレビュー
SaltonTV
、
男のすべて
結局これが男の全貌じゃないんだろうか。
443z
、
本は面白かったんだけど…
龍さんの本は大好きで、昔からほとんど読んでいたんだけど、どういうわけか当時この本は手にとって読んでいなかった。電子書籍という現代のツールがあったからこそ、立ち読みの延長のような気軽さで購入できたというのは、ちょっと面白かったです。
ただ、やはり誤字がありました。せっかく物語にイントゥーしているのに、誤字があると途中で気がそがれます。ほかの本を購入したくても、また誤字があるのかと思うと購買意欲も低下する。どのような工程で校正が行われているのか、逆に興味がわきました。
誤字は明らかにその書籍のクオリティーを下げます。それは電子書籍に限らずですが、徹底してもらいたいですね。