iPadを使ったプロジェクションマッピングの作り方 iPadを使ったプロジェクションマッピングの作り方

iPadを使ったプロジェクションマッピングの作り‪方‬

    • 4.8 • 4件の評価

発行者による作品情報

鮮やかに夜を彩るプロジェクションマッピング。静岡県立掛川西高校の生徒は、地元の掛川城でプロジェクションマッピングをしています。高校生が自分たちでプロジェクションマッピングをどのように行っているのか。その秘密を記します。

ジャンル
アート/エンターテインメント
発売日
2019年
9月26日
言語
JA
日本語
ページ数
37
ページ
発行者
吉川 牧人
販売元
kikkawa makito
サイズ
73.2
MB

カスタマーレビュー

菅原陽一

もしかしてこれラグビーW杯のおもてなしに使われた?

もしかしてこれ、ラグビーワールドカップの掛川おもてなしゾーンで上映されていた高校生が作った掛川城プロジェクトマッピングのものではないでしょうか。
試合終了後にエコパスタジアムから掛川駅まで行きました。もう上映時間外だったはずなのに、夜9時まで上映されていました。掛川城は駅から多少歩くため、この時間ですとここまでなかなか来るラグビー観戦者もいなかったと思われますが、それでも遠くから見える掛川城です。世界中からやってきた熱狂的なファンたちにもチラリと見えていたのではないかと思います。私もほんの数分ですが見ることができてうれしかったです。
ブックの内容は、意外なことに特殊なプロ向けソフトや機材を一切使わず、iPadとアプリ(しかもKeynote)と市販のプロジェクターの組み合わせで実現できることが記されています。もちろん、微妙な調整や上映のコツなどはあるのでしょうが、まずプロジェクトマッピングの敷居がかなり下げてあり、もしかして自分もできるのではないかと思いました。
これを執筆されたのは、高校の先生です。他にも、noteで「zoomを使った遠隔会議」のような内容を記されており、確かにプロエンジニアなんかからすればたいした内容でもないかもしれません。しかし、特別な技能を持たない一般人が、一般的に入手できるサービスや方法を用いて、それなりのクオリティを実現する(しかも安価に)という、普通の人が普通にチャレンジできるという視点であり、実はICTはそういうことこそ大切なのだと改めて認識できました。
私自身も、プロエンジニアではなく、企業の中でちょっと詳しいからと自然にそういう仕事もボランティア的にやっている、いわゆる「ひとり情シス」なわけで、機材は基本的に民生用、たまに業務用(ネットで購入できるレベル)、でもつなぎっぱなしではなく、それなりに設計を行って安定動作には気を使っている、という感じですので、筆者と何か近いなと感じています。

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