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4.0 • 10件の評価
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発行者による作品情報
私立探偵フィリップ・マーロウは、高名な弁護士から若い女の尾行を依頼される。だが、この仕事はなにかきな臭い気配がするのだった……村上春樹新訳〈フィリップ・マーロウ〉シリーズ第7作。
APPLE BOOKSのレビュー
ハードボイルドの代名詞的存在、権力に屈せず正義を貫く私立探偵フィリップ・マーロウシリーズの最後の長編で、実質的にレイモンド・チャンドラーの遺作。午前6時半、高圧的な物言いの弁護士からの電話で目覚めたマーロウは、午前8時に到着する列車に乗った若い女の尾行を依頼されて引き受ける。弁護士の美人秘書の訪問を受け、着手金を手にしたマーロウは駅で女を見つけるが、派手な服の不審な男が女につきまとう。どうやら女は弱みを握られているらしい…。前作『ロング・グッドバイ』から4年、妻を亡くして精神的に落ち込んでいたチャンドラーが、映画会社に書いた古い脚本を基にマーロウものとして小説化した作品だが、曖昧模糊(もこ)としたプロットは何が起きたのかが分からないホワットダニットでもあり、電話で始まり電話で終わる構成もしゃれている。マーロウや若い女といった主役だけでなく、警察署長やホテルのフロント係など、脇役も含めた人物造形や会話の応酬も見事だし、上流社会の腐敗を描いてきたチャンドラーらしい皮肉の効いたアフォリズムも多数。「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」で知られる名ぜりふが、村上春樹による新訳でどう変わったかにも注目。
カスタマーレビュー
競馬歴50ねん
、
マーロウは
厳しい心を持たずに生きのびていけない。
優しくなれないなら生きるに値しない。
てか。春樹の決め台詞ダサい。
清水さんの方が良い。