花ざかりの方程式 花ざかりの方程式

花ざかりの方程‪式‬

    • ¥2,000
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発行者による作品情報

方程式の末端に咲く花。宇宙の全思考を重ねる究極理論。孤独な父子とチェス。無名数学者の発見。未来を過去で迎え撃つ天文台。驚異的な着想とリリカルな叙情で綴られた、大注目の新鋭による初SF傑作集。

『その謎を解いてはいけない』『理系の読み方』で、ミステリ・SF・純文学の三界から注目を集める大新鋭による、待望の初SF作品集!

「はじめから わたしたちは みんなここにいる。」

空から降り注ぐ未来を撃ち落とす天文台から放たれた過去、
無名数学者が発表したカフカの『変身』をめぐる異常論文、
全宇宙の可能性を統合する究極理論と東京オリンピックテロ事件、
方程式の末端に咲く花を発見した博士とその家族の数奇な人生……

論理と切なさがまじわる、SFと文学のあいだをひらく9つの物語。

【池澤春菜さん・齋藤明里さん推薦!】
世界は、気づかれないまま何度も再計算されている
この物語もまた、そのひとつだ
――池澤春菜(作家・声優)

全ての物事は、どこかの時間で、
どこかの世界で、繫がっているのかもしれない
――齋藤明里(女優・読書系YouTube「ほんタメ」MC)

【全9編 内容紹介】
「未来までまだ遠い」
天文台から過去を打ち上げ未来を撃ち落とす世界の「未来」で生きる、ふたりのおさななじみの夢と希望を描いた物語。

「騎士たちの可能なすべての沈黙」
異貌の数学者の父とその子がチェスで不器用な対話を交わす、数学の中の孤独をめぐる物語。

「ソナタ・ルナティカOp.69」
退屈すぎるがゆえに「究極」となったソナタとその作者、音楽と不可能性をめぐる逸話。

「誘い笑い」
就活がうまく行かない大学生がある特異な芸風の夫婦漫才師にのめり込む、読点のないお笑い小説。

「ザムザの羽」
無名の数学者が発表したカフカ『変身』にまつわる「異常論文」風メタ数学/文学ミステリ小説。

「演算信仰」
2021年、究極の思考理論に目覚めた男が起こした東京オリンピック自爆テロ事件の顚末を暴く、思考実験SF。

「コロニアルタイム」
とおい未来に占領され、世界が不可知の塊となった時空間での多元性を叙情的に描く物語。

「白い壁、緑の扉」
H・G・ウェルズの同題の短編1本丸ごと作中に織り込み一人の男の哀切な人生を描き切った超絶技巧の怪作。

「花ざかりの方程式」
2次項の末端に花が咲く方程式を発見した数学者とその家族たちの、美しく切ないファミリーヒストリー。

〇イラスト:北村みなみ
〇デザイン:アルビレオ

ジャンル
SF/ファンタジー
発売日
2026年
3月12日
言語
JA
日本語
ページ数
264
ページ
発行者
河出書房新社
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
3.6
MB
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