天国にたまねぎはない 天国にたまねぎはない

天国にたまねぎはな‪い‬

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発行者による作品情報

ある日、ぼくは死んだはずのいとこから
天国にたまねぎを密輸するバイトを持ちかけられた――

毎日をただこなすように生きてきた平凡な中学生のキートは、死んだはずの7歳上のいとこから、天国にたまねぎを密輸するバイトを持ちかけられた。ついでに、死後も更新が続くいとこのSNSの乗っ取り犯探しも命じられる。突然訪れた非日常。その中で、自身の平凡さをもてあまし、非凡であることに憧れと恐れの両方を抱いていたキートが、最後にたどりついた真実とは……。

SNSが全世代に普及している昨今、そのアカウントは死後も残り続け、鮮明な思い出を映し続ける。ある少年が、亡くなった人のSNSアカウントに向き合い、自分なりの「生きぬき方」を見つけるまでの物語。

【著者】
久米絵美里(くめ・えみり)
1987年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。『言葉屋』で第5回朝日学生新聞社児童文学賞、『嘘吹きネットワーク』(PHP研究所)で第38回うつのみやこども賞を受賞。著書に「言葉屋」シリーズ、『君型迷宮図』(以上、朝日学生新聞社)、「嘘吹き」シリーズ(PHP研究所)、『忘れもの遊園地』(アリス館)などがある。

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
7月26日
言語
JA
日本語
ページ数
196
ページ
発行者
幻冬舎
販売元
Gentosha Inc.
サイズ
3.1
MB
嘘吹きネットワーク 嘘吹きネットワーク
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