パチンコに日本人は20年で540兆円使った
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発行者による作品情報
20年で540兆円――日本人が「失われた20年」でパチンコに費やしたカネは、2011年度の国家予算(92兆円)の約6倍、名目GDP(479兆円)を凌駕する。問題はカネだけではない。多くの人々の労働・消費意欲を奪い、また精神疾患であるパチンコ依存症者の数は450万を超える。ものの30分で1万円以上を失うパチンコが、カネと人間性を奪ってきた。なぜ韓国にはできた「パチンコ全廃」が日本ではできないのか。依存症の実態とそれを誘発するメーカー、蜜に群がる利権政治家、警察、マスコミの現状を徹底糾弾。
カスタマーレビュー
hirotakai56
、
パチンコ依存症です。
私はありとあらゆるパチンコ依存症を図るチェックリスト全てでほぼ満点を叩き出すほどの依存症です。
パチンコを10数年間続けてきて感じることは、子供たち、友人、知人、ありとあらゆる人にパチンコをして欲しくない、私のような経験をしてほしくないということです。
本著は、パチンコと徹底的に戦う人々との交流の中で著者が感じたパチンコの負の側面が存分に記述されていて、非常に共感できる部分が沢山ありました。
パチンコをする人も、パチンコをしたことがない人も、身近にある国家としての問題に目を背け続けるのは限界なのだと、そう教えてくれる良書だと思います。