P+D BOOKS 剣ヶ崎・白い罌粟 P+D BOOKS 剣ヶ崎・白い罌粟

P+D BOOKS 剣ヶ崎・白い罌‪粟‬

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発行者による作品情報

直木賞受賞作含む、立原正秋の代表的短編集。

日本と朝鮮の血を引く家系に生まれた兄弟が、戦争という得体の知れないものに翻弄されながらも、自分たちの存在を確かめようと、“血”とは何かを追求した「剣ケ崎」。
金貸業者を踏み倒す事を仕事にしている奇妙な男にひかれて、その不可解な魅力と付き合っているうちに、自らも破滅してゆく中年の教師を描いた「白い罌粟」。
没落寸前の旧家・壬生家。その終焉を闇夜に輝く篝火に象徴させ、従弟との愛を“死”で締め括った人妻を描いた「薪能」。
義弟との束の間の愛に燃えた若妻を描く「流鏑馬」、麻薬窟に出入りし、女と薬に溺れる男を描く「薔薇屋敷」。
直木賞受賞作、芥川賞候補作など立原正秋の代表短編5編を納めている。

ジャンル
小説/文学
発売日
2015年
5月25日
言語
JA
日本語
ページ数
416
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
1.1
MB
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