P+D BOOKS 悲しみの港(上) P+D BOOKS 悲しみの港(上)
悲しみの港

P+D BOOKS 悲しみの港(上‪)‬

    • ¥610
    • ¥610

Publisher Description

現実と幻想の間を彷徨する若き小説家の懊悩。

「僕が故郷に漠然と期待したのは避難港だった。ところが、それどころではなかった」――。

東京から郷里の静岡県藤枝市に居を移した三十手前の小説家・及川晃一の日常的思索を描いた著者の自伝的小説の前編。

1994年、発刊時の単行本の帯には[自分はすでに難破船か、骸骨か。それでもなお試練の故郷で文学者が探し求める自我の新しい船出。現実と想像のあわいに明晰な幻視者・小川国夫が眼をそそぐ]とある。

日本人とは、市民とは、そして小説家とは何かを考え続けた、「内向の世代」の作家・小川国夫の深い懊悩が滲む秀作。朝日新聞に連載され、第5回伊藤整文学賞を受賞。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2016
April 10
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
288
Pages
PUBLISHER
小学館
SELLER
Shogakukan, Inc.
SIZE
808
KB
アポロンの島 アポロンの島
1998
海からの光 海からの光
1975
P+D BOOKS 悲しみの港 上・下巻 合本版 P+D BOOKS 悲しみの港 上・下巻 合本版
2017
生のさ中に 生のさ中に
1978
あじさしの洲 骨王 あじさしの洲 骨王
2004
彼の故郷 彼の故郷
1977