P+D BOOKS 罪喰い P+D BOOKS 罪喰い

P+D BOOKS 罪喰‪い‬

    • ¥880
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Publisher Description

夢幻が彷徨い時空を超える赤江瀑珠玉の6編。

週刊誌の告知板に、建築家・秋村黒人が<罪喰い>という死者儀礼についての問合せを出していた。

それを見た京都の精神科医・水野は、2年ほど前に奈良・高畑の新薬師寺本堂前で出会った青年を思い出す。水野が持っていた伐折羅大将とよく似た木彫像裏の「都美波美黒人」の字を「罪食み黒人」と読めると話した青年が、その建築家だと思った彼は手紙を送る。

しかし、突然訪ねてきた秋村はあの時の青年とは全くの別人だった……。<罪喰い>という魔の言葉に取り憑かれた新進建築家の混迷を描く表題作は、第69回直木賞候補となっている。

「花夜叉殺し」は、主人公の亡き母の記憶と重なる物語。月明かりの夜にこそ幽玄の魅力を秘めた銀閣寺の庭と、一方、香花木で埋め尽くされた屋敷の絢爛たる庭とを対比しながら、庭の魔性に惑わされた若い庭師の惨劇が描かれている。ほかに赤江瀑初期の代表的短編「獣林寺妖変」「ライオンの中庭」「赤姫」「サーカスの花鎮」を収録。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2016
August 13
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
400
Pages
PUBLISHER
小学館
SELLER
Shogakukan, Inc.
SIZE
1.1
MB
弄月記 弄月記
1997
月迷宮 月迷宮
1993
狐の剃刀(きつねのかみそり) 狐の剃刀(きつねのかみそり)
2007
獣林寺妖変 獣林寺妖変
1982
赤江瀑の「平成」歌舞伎入門 赤江瀑の「平成」歌舞伎入門
2007
妖精たちの回廊 妖精たちの回廊
2013