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発行者による作品情報

日本語は千年を超えて生き続け、まことに多彩で奥深い。色を表す言葉なら、あさぎ、納戸、利休ねずみ、群青、すおう。米作りなら、田おこし、しろかき、田植え、草取り、稲刈り。豊かな表現に充ち満ちている。日本語なしには、考えることも知識を培うこともできない。「微衷」「転失気」はどんな意味? 「狼狽」の語源とは? ためになる情報から、相槌の打ち方や句読点の打ち方まで、日本語にまつわるあれこれを楽しく綴る!

ジャンル
職業/技術
発売日
2013
3月30日
言語
JA
日本語
ページ数
127
ページ
発行者
KADOKAWA / 角川書店
販売元
Book Walker Co., Ltd.
サイズ
1
MB

カスタマーレビュー

Word Vessel

日本語の可塑性

阿刀田高さんの「私の履歴書」が日経(2018年6月)で連載されており、氏の日本語への造詣の深さに感銘を受けたのがきっかけで本書をひもといてみました。日本語の表現の豊かさ、歴史の奥深さ、外国の物でも換骨奪胎してどんどん言葉として取り込んでいく可塑性、など日本語の特徴が豊富な事例をもとに明らかにされています。普段何気なく使っている語彙やはやり言葉にも、語源をたどると様々な歴史的背景や逸話があるのだな、と改めて目を見開かされました。阿刀田さんならではのユーモアとウィットに富む表現で、エロティックな言葉からお硬い表現まで、含蓄に富むお話しが満載です。
 IT関連やビジネス用語にカタカナ言葉が怒涛のように押し寄せている昨今、日本語本来の表現の豊かさをもう一度認識して、創造的思考に生かすことが大切だと思いました。

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