SVGコーディングブック
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5.0 • 3件の評価
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- ¥1,400
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発行者による作品情報
ベクターグラフィックであるSVG画像とwebを繋ぐ。その架け橋となる本。
SVGはHTMLやCSSを使って、自在にレイアウト・カスタマイズが可能です。あなたのwebサイトをよりスマートかつリッチなものにします。
・前半はSVGの実装方法、基本的なコーディングについて。
・後半はグラデーション、マスク、アニメーションなど、特殊な効果やインタラクティブ機能について紹介。
本書ではSVG、ベクターグラフィック、ブラウザの根本的な部分から解説しています。そのためSVGをさまざまに活用していく上での、ベースとなる知識が得られます。
・Illustratorなどのベクターソフトとの連携について。
・ベクターグラフィックの構造やブラウザ描画の仕組みについて。
カスタマーレビュー
SVG初心者から中級者まで楽しめる本
本書はSVGわからん!(htmlとcssは理解している)という方から、SVGちょっと分かるけど苦手意識を持っている、感覚で使っている方にうってつけの本です。
私自身仕事でSVGを使いますが、体系的に学んだことはなく、分からない事が発生した時に調べてなんとか回避しているようなWebコーダーです。そんな私にはピッタリでした。
本書では、SVGの基礎(SVGとは何か、xmlnsは何を意味しているのかとか、viewBoxの解説などなど)から、徐々に深掘りしていき、SVGを使ったアニメーション(CSSアニメーション、SMIL、WebAnimationAPI)の使い方まで解説しています。
circleやrect要素などの基本図形タグの属性の話だけでなく、pathタグのMやらzやらの詳細な説明、C(ペジェ曲線)の仕組み、Sコマンドの意味なども教えてくれたのは、私にとっては大きかったです。
他にも、本書で初めてstroke-miterlimitとか、gradientUnitsのuserSpaceOnUseを知りました。
またobjectBoundingBoxとuserSpaceOnUseでのグラデーション描画の違いがあるのは驚きでした。
その他にも、SVGでtransformを使う時に、viewBoxに起きていることを知れたのも面白かったです。
マスクの使い方も、本書でようやく理解できました。
本書の魅力は、なによりも著者の説明が非常に分かりやすい点だと思います。著者独自の考え方(アニメーションでCSS、SMIL、JavaScriptのどれを使うべきかとか)も非常に参考になります。
書籍にhtmlを埋め込んでる?のか、実際のアニメーションの動きが本の中で見れたのもよかったです。電子書籍ならではですね。
SVG苦手な方には救いになる本だと間違いなく言えます。
続編も考えられているとこのことで、今から楽しみにしています。個人的には、filterを使ったアニメーションを掘り下げてほしいです。