クモのイト クモのイト

クモのイ‪ト‬

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    • ¥2,000
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発行者による作品情報

蜘蛛はその名の通り知的な生物。風を読める。チャンスを待てる。美的センス抜群(網を見よ)。スタイリッシュ(身のこなしと紋様)。巣の中央でじっとしている姿は哲学的でさえある。こんなふうに私もなりたい。――福岡伸一氏(『生物と無生物のあいだ』著者)大推薦。

もしもクモがいなかったら?
蜘蛛の「糸」と「意図」が人間と生物を支配している!?
その驚くべき生態と「クモの知恵」!

「ウェブ」は「クモの巣」の意。人気者・スパイダーマンのキャッチフレーズは「親愛なる隣人」。芥川龍之介の代表作は『蜘蛛の糸』……こんなに身近な存在のクモなのに、知らなかったことばかり!

・網は毎日張り直している
・クモは自分で張った糸を食べてリサイクルする
・メスに食べられないようにプレゼントを渡すオスがいる
・クモはほ乳類を食べることもできる
・クモは日本人よりたくさん宇宙に行っている
・最大7種類の糸を使い分ける
・子グモは糸を使って空を飛ぶ
・オスは脚を使って子作りをする
・年間に世界のクモが食べる量は全人類の体重に匹敵
・クモの糸は細菌の繁殖を抑える
・クモは脳の一部を脚に収納する
・地球に棲むクモの総体重はおよそ2500万トン
・網を張るクモは、眼があまり見えない
・クモの糸は鋼鉄と同じくらいの強さがある
…etc.

本書を読み終わったら、家のクモが違って見える。
そして、人生の視点もちょっと変わる、かもしれない。

ジャンル
科学/自然
発売日
2019年
9月26日
言語
JA
日本語
ページ数
200
ページ
発行者
ミシマ社
販売元
Yznet Co.,Ltd.
サイズ
11.6
MB

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