別れの流儀 人生を好転させる糧としてのサヨナラの美学50

離婚、転職、恋人との別れ、不倫の見切り…。

過去の自分と決別するには、どうすればいいのか?

「正しい別れ」こそが、新たな出逢いを引き寄せる!

満ち足りた人生を送り、本当に大切な人と出逢うために――。


※本書は同タイトルの紙書籍の電子化にあたり、加筆・再編集しました。


【本文より】

人生には、悪循環から脱するために、意図的に別れなければならない「けじめ」どきがあるように思います。

それが日常的に、自分にとってよくない縁だとわかっていても、情に流されてなかなか切れない、などということがありませんか?

勇気を出して、そんな縁を思い切って捨てることにより、その空いた部分に、新たな良縁がなぜかすっぽり入ってくるものです。

今後の人生でよりよい出逢いをし、本当に大切な人とのおつきあいを守るために――。

それぞれのライフステージに合わせて、別れを前向きにとらえ、成長の糧にする。

私はこの本の中で、「別れさえ活かす生き方」を提案させていただきます。


【内容】

別れを成長の糧にするために

第1章 恋の別れ

切る別れ/切られる別れ/別れ上手な男の別れ言葉/愚恋の醍醐味/安易なやり方で別れ話をするな/女の執着を侮るなかれ/厄介な相手と別れるには/不倫相手との別れ方/最悪の別れ方とは?/自然消滅の達人/別れのサイン/こんな素敵な別れ方/別れない男たち/〈コラム〉江戸の別れ(一)

第2章 仕事の別れ

あなたが転職する理由は?/転職理由の本音と建前/本当のステップアップ転職/転職or独立・起業?/退社人脈を大切に/恩師との別れ/一番別れたくない人/会社から別れを告げられたとき/会社を辞めるときの礼儀とは/会社とうまくつきあうワザ/別れのビジネスマナー/ビジネスは「引き際」が肝心

第3章 夫婦の別れ――離婚

本性と向き合うとき/恋愛の別れと離婚は全く別物/「玉の輿」「逆玉」に浮かれるなかれ/熟年離婚を避けるために/浮気の「ツケ」は高くつく/妻が離婚を切り出すとき/後腐れなく、スッパリ別れる方法/別れた理由は何?/幸せになるための離婚/理想の夫婦像/別れさせたがり屋の男たち/〈コラム〉江戸の別れ(二)

第4章 自分との別れ

「腐れ縁」も悪くない/華友と別れて心友を持つ/悪癖との別れ方/お金との出会いと別れ/逆縁・悪運と別れる/「勝てない」と悟ったとき/過去の自分と別れる/嫉妬との別れ方/サエない自分と別れる/自分忘れの旅〈コラム〉江戸の別れ(三)

第5章 別れの一分

別れの礼儀作法/別れの財産/別れ際に言ってはいけない一言

おわりに 建前を演じ切る美学


【著者】

いつか(旧:角川いつか)

東京生まれ。著書は『一流のサービスを受ける人になる方法』(日本経済新聞出版社)など、電子書籍を含め50冊を超える。恋愛・結婚についての辛口エッセーやビジネスマンの成功と孤独に焦点をあてたビジネス書など、幅広いジャンルの執筆活動をしている。

世界50カ国以上を駆け巡り、各国、各界に多彩な人脈を持つ。テレビのコメンテーター、ラジオ出演、講演、トークショー、企業セミナーのプロデュースも行っている。

「角川いつか」として上梓した著書は多数。ベストセラーとなった『成功する男はみな、非情である。』(PHP研究所/だいわ文庫)、『別れたほうがイイ男 手放してはいけないイイ男』(PHP研究所)はアジア各国で翻訳された。