![飯田譲治が語る「NIGHT HEAD」](/assets/artwork/1x1-42817eea7ade52607a760cbee00d1495.gif)
![飯田譲治が語る「NIGHT HEAD」](/assets/artwork/1x1-42817eea7ade52607a760cbee00d1495.gif)
![](/assets/artwork/1x1-42817eea7ade52607a760cbee00d1495.gif)
![](/assets/artwork/1x1-42817eea7ade52607a760cbee00d1495.gif)
飯田譲治が語る「NIGHT HEAD」
-
- 0,99 €
-
- 0,99 €
Publisher Description
1.
「沙粧妙子最後の事件」に続いて「NIGHT HEAD」についても語ることにしました。
「NIGHT HEAD」は人間の持っているかもしれない不思議な力や、この世界に起きて いるかもしれない不思議な出来事を題材にしたもので、もちろんフィクションですが、あ の物語を創っていく過程で、ぼくの人生には、いろんな不思議な人との出会いがあり、不 思議な出来事がありました。
そのことをみなさんに伝え知ってもらうのは悪い事ではないと考えたからです。
「偶然」とはとても便利な言葉で、人はあらゆる不思議な出来事をそう思うことによっ
て、この世界で生きるバランスを保つようなところがあります。
しかし一方では、起きたことが偶然ではなく、もしかしたら何かの理由があるのでは?
と考えることによって、現実世界の隠れた面の理解が可能になる、という考え方がありま
す。
何かが起きたとき、それが「偶然」であると理解する、見過ごして、なかったことにす
るという選択も個人の自由ですが、ぼくの人生に起きた嘘偽りのない現実を知ることが、
そんな選択に違和感を感じている方々の何かの助けになってくれたら......そんなことを思
いながら、この語りを始めることにしましょう。
2.
ぼくが「NIGHT HEAD」というタイトルの脚本を書いたのは、まだ 20 代の頃でした。
監督になる夢を胸に抱きながら助監督をやり、オリジナルストーリーを何本も執筆して いましたが、その中のひとつが「NIGHT HEAD」でした。