洞熊学校を卒業した三人
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Utgivarens beskrivning
現代を代表する芸術家たちとの協働によって制作された宮沢賢治童話シリーズ。朗読(日本語)と音楽を収録しています。
他のいのちを奪って自らを養うことは罪悪ではないのか、食べることをめぐる動揺は賢治童話にくり返し現れるテーマの一つです。この難問がどのように悪へと傾き、その悪がどのように複雑化し深刻化するか、狸の唱える念仏がそのまっくろな腹中の闇を果てしなく波紋のように広げます。いったいこれは童話でしょうか。
朗読の日下武史氏の悪役ぶりは必見ならぬ必聴、おもしろくもおそろしい名演です。音楽は新実徳英氏によるものです。