オウム死刑囚 魂の遍歴 オウム死刑囚 魂の遍歴

オウム死刑囚 魂の遍‪歴‬

井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり

    • $17.99
    • $17.99

Descripción editorial

遺された「獄中手記」5000枚が明かす驚愕の真実――。想像を絶する犯罪を繰り広げ、多くの犠牲者を生んだオウム真理教。若者たちは、いかにこの教団に魅入られ、なぜ事件に走ってしまったのか。教団で見たものとは。そして獄中の絶望と反省の日々の中で辿り着いた境地とは――。本書は、「修行の天才」「神通並びなき者」と呼ばれ、教団の“諜報省長官”を務めた井上嘉浩の48年の生涯を通して、オウム事件の核心に迫った「究極の人間ドラマ」である。なぜ、井上嘉浩なのか――。井上への取材は、オウム事件当時(1995年)にさかのぼる。『週刊新潮』のデスクだった著者に刑事が語った、「いざというときに、井上は殺人から“逃げている”」という言葉から始まったのだ。高校生の頃から瞑想や信仰に熱心だった井上嘉浩は、ふとしたきっかけでオウムに出会い、巧みに洗脳され、はまり込んでいく。だがやがて、教祖・麻原から死に直面するほどの様々な苛烈な扱いを受け、苦悩と葛藤の果てに、遂に犯罪に手を染める……。逮捕後、両親との交流をきっかけに良心を取り戻した井上は、オウム幹部のなかでは最初期に教団から脱会し、裁判では、教祖や教団と対決する。だがその結果、四面楚歌の境涯に置かれることにもなった。井上嘉浩が遺した手記と、膨大な取材から浮かび上がってくるのは、誰もが闇に落ちかねない恐ろしさである。だからこそ、「極限の状況下で、人間としていかに生きるべきか」という問いが眼前に浮かび上がり、心が揺さぶられる。カルトの悲惨な事件を二度と引き起こさないためにもぜひ手に取りたい、人間の心の深奥に迫る傑作ノンフィクション。

GÉNERO
Biografías y memorias
PUBLICADO
2018
11 de diciembre
IDIOMA
JA
Japonés
EXTENSIÓN
516
Páginas
EDITORIAL
PHP研究所
VENDEDOR
PHP Institute, Inc.
TAMAÑO
9.9
MB
米中“文明の衝突” 崖っ淵に立つ日本の決断 米中“文明の衝突” 崖っ淵に立つ日本の決断
2020
原発事故に立ち向かった 吉田昌郎と福島フィフティ 原発事故に立ち向かった 吉田昌郎と福島フィフティ
2015
『週刊文春』と『週刊新潮』 闘うメディアの全内幕 『週刊文春』と『週刊新潮』 闘うメディアの全内幕
2017
日本、遥かなり 日本、遥かなり
2015
「吉田調書」を読み解く 「吉田調書」を読み解く
2014
死の淵を見た男 死の淵を見た男
2012