世界・社会の仕組み構造 〜概論編〜 増補版
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Publisher Description
私は「なぜ自分はこれをしているんだろう」「なぜこの状況が起こっているんだろう」ということをよく考える子どもでした。
今でもそれは変わらず、生活においても、仕事中でも、スポーツをしていても、常に「なぜ?」という疑問が浮かんできます。
これは何かを否定したいということではなく、どんな意図があって行われているのか知りたい、という気持ちがあるためです。
日々浮かんでくる「なぜ?」を突き詰めていると、「自分が腑に落ちる状態を作りたい」と考えている自分に気付きました。
そして、興味のあることを深く調べ、辻褄合わせをしているうちに、少しずつ見えるものが広がっていったのです。
するとこれまでバラバラだったものがつながっていき、一つの世界地図のようなイメージができてきました。
一方、世の中では答えを欲しがる人が多く、「誰かに決めてほしい」という思考を持っている気がします。
答えは欲しいものの、「自分で調べて自分で決めるのは苦手」ということかもしれません。
とはいえ日々の生活のなかで、身近なことに目を向けて考えることは、とても大切なことだと思います。
誰にでも目標や夢はあるでしょう。
ただ、目標や夢の全体像、自分の立ち位置などが見えていないと、なかなか達成することはできません。
人生という長い地図を生きていくためにも、仕組みや構造がわかっていたほうがよいはずです。
もちろん社会の構造はとても大きく、私たち一般人が簡単にわかるものではありません。
けれど社会にはルールがあり、ルールを決めている人、それをまとめている人、指示をしている人など、さまざまな人が関わり合って、社会の構造が作られています。
その人たちも、私たちと大きく変わらない人間です。
今回この本を執筆したのは、これまでにわかってきた仕組みや構造について、一つの解釈として書き残そうと考えたためです。
これが長い人生を生きやすくするための、一つのツールとなってほしいと思います。
この本は、仕組みや構造の概論です。
サッカーに例えると、「サッカーではボールを使う」「11人で行う」という程度しか書かれていないかもしれません。
それでも社会の仕組みや構造について、ヒントをつかむきっかけにはなれるかと思います。
この本を元にみなさんが辻褄合わせをしながら、しっかりとした地図に仕上げていってもらえると嬉しいです。
(本書は増補版となっています。
無料版では第3章までの公開ですが、増補版では第4章以降も公開いたします。
ぜひご期待ください)
【目次】
はじめに
第0章 構造を知れば情報の見方が変わる
第1章 経済の構造を知る
1.資本主義社会が機能する仕組み
2.日本の経済は政府・企業・家計で回っている
3.世界経済は日本以上に複雑なもの
第2章 政治の構造を知る
1.日本の政治に見られる特徴
2.日本と海外では政治に対する考え方が異なる
第3章 歴史の構造を知る
1.日本の歴史と時代の移り変わり
2.世界の歴史と大きな変化
3.世界大戦の背景と影響
第4章 宗教の構造を知る
1.キリスト教の聖典は聖書
2.イスラム教は五行に基づいて行動する
3.ヒンドゥー教はインドの宗教であり文化
4.仏教の布教には聖徳太子が関わっている
第5章 教育の構造を知る
1.日本の教育は「みんな一緒」
2.海外のエデュケーションと日本の教育の違い
第6章 権力の構造を知る
1.不明確な部分も多い「ディープステート」
2.危機を乗り越えて存続してきた「ロスチャイルド家」
3.陰謀論に名前が出てくる「イルミナティ」
おわりに
【著者プロフィール】
大竹一彰
会社経営者
東京都を拠点とし、複数の事業を営む。
一次産業を含む様々な事業経験があるため、他業種の良い部分を取り入れた、新しい事業モデルの構築を得意としている。
また成功経営者のパイプも多いため、業種別の成功事例についても豊富な情報を持っている。
過去に約2億円以上の詐欺にあった経験から、自分の無知さに気付き、「知らないことは罪だ」という思いを抱いた。
そこでその道の専門家から直に学ぶ、広いつながりを活かして情報収集を行うなど、現在まで深く広く学び続けている。
海外の人脈もあり、日本と海外の違いや、日本の中から見た日本、海外から見た日本について、ビジネス観点からも考察を行う。
その視点を活かし、国内の法人や個人のサポートもしている。
2023年に入り、企業間マッチングプラットフォーム「ENGI」をリリースした。
これは中小企業に特化した会員制の情報収集媒体であり、現在も会員数は増え続けている。