人を動かすプレゼン術
心を揺さぶるポイント48
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Publisher Description
ほんのわずかな差が明暗を分けるプレゼン。
相手の心を捉え、チャンスをモノにするためには、どういうステップを踏めばいいのか?
コーチングのプロフェッショナルが、人を動かすプレゼンのコツを伝授!
■〈まえがき〉から抜粋
プレゼンの多くは、特別な発表です。それは「活動の集約の場」とも言えます。
事前準備では知恵と自己研讃を求められ、本番では聴衆の評価にきらされ、審判されます。そこで商談やプロジェクトの成否、個人だけではなく組織の成果まで決まります。
プレゼンが巧みになることは、ビジネスシーンで人を動かす技術がおのずと身に付くということなのです。あなたの社内外での評価、存在感がきっと増していくでしょう。
■内容の抜粋
はじめに――人を動かす技術としてのプレゼン
STEP1 プレゼンの問題点を自覚しよう
プレゼンが下手だと損をする
なぜ、あなたの話は心に残らないのか
下手なプレゼンは、数字に跳ね返る
何を言うかより、どう言うか
プレゼンの聴衆は疲労している
STEP2 すぐにシナリオを書き始めない
「自分ごと」だと思わせよう
準備不足は最大の落とし穴
シナリオを書く前に知っておくべき七つの項目
STEP3 ここで決まる!「冒頭部分」をつくろう
プロローグでつかんで、絶対離さないコメントとは
テーマは四〇秒以内にズバリ
自己紹介を省略しない
相手の「儲け」を伝える
STEP4 本編を作り直そう
文章のつながりがよくないと顧客は怒る
乱暴な論理を排除する
キーワードの「ズレ」「不一致」を排除する
STEP5 表現を磨き上げよう
伝わるはずもないことを話してはいけない
「~ですが」「~けれども」は徹底的に排除する
納得感が大きい表現に入れ替える
常套表現をカットする
リスク回避コメントをカットする
難解表現をカットする
話し言葉に変える
プレゼンテーターの感情を「見える化」する
STEP6 相手を巻き込もう
「質問」で、聴衆の意欲を喚起する
回答をもらう質問を差し込もう
プレゼンテーターが答える以外の方法を利用する
すでに入っている情報をリセットさせる
クロージングを恐れない
STEP7 最後まで考え抜く
魅力的な抑揚を追求する
もっと、たっぷり「間」をとろう
自分の立ち姿は意外にショボイ
普通、という安心をつくる
■著者略歴
播摩早苗(はりま・さなえ)
HBC北海道放送アナウンサーとして勤務後独立。コミュニケーション心理学、自己表現、コーチングを学び、2001年フレックスコミュニケーション設立。自らも講師として、企業内の管理職研修、営業職研修、プレゼン研修を行うほか、ラジオ番組出演、経営者・管理職対象の講演などを通して、コーチングの普及活動を行っている。