今日も海老フライの人 今日も海老フライの人

今日も海老フライの‪人‬

    • $2.99
    • $2.99

Descripción editorial

主人公は、自分の時間を明確に線引きしているが、夫婦でお気に入りのバーに行くのも楽しめるのです。


自分の時間とは、どの時間を指すのでしょう。「今日も海老フライの人」の主人公は、自分の時間がどこからどこまでかを明確に線引きしています。彼によると家と会社には自分の時間はありません。でも、休日に夫婦で過ごす時間も大事にしています。それぞれに家を持つのが理想と言いつつ、夫婦でお気に入りのバーに行くのも、また楽しめるのです。そんな彼のスタイルを否定することなく受け流す奥さんの絶妙な態度は、自分の時間だという会社帰りの夕食で、いつも海老フライを食べているという彼の真実を知っているからこそなのでしょう。


【著者】

片岡義男

1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。

GÉNERO
Ficción y literatura
PUBLICADO
2019
21 de junio
IDIOMA
JA
Japonés
EXTENSIÓN
1
Página
EDITORIAL
株式会社ボイジャー
VENDEDOR
Voyager Japan, Inc.
TAMAÑO
2
MB
珈琲が呼ぶ 珈琲が呼ぶ
2018
アメリカの青い色 アメリカの青い色
2017
ひとりで炒飯を食べる ひとりで炒飯を食べる
2019
三人称単数 三人称単数
2017
夜はまだ終わらない 夜はまだ終わらない
2016
ヒロ発11時58分 ヒロ発11時58分
2016